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アイモくんの職員紹介~特養介護司編~

2025年12月2日(火曜日)

 今回は特養のS介護司に、豊かな人生経験と現在の職場での役割、そしてモーツァルトへの熱い想いを語っていただきました😄。

「S さんと言えば、暖かく優しそうな雰囲気と丁寧な言葉遣いで、これぞ福祉施設の介護職!という印象ですが、これまでの経歴について教えてください❓」

S介護司:「高校卒業時には警察官の試験日を忘れてすっぽかしたり、但馬から初めて都会に出てきて、電車の乗り方がわからず面接試験に遅刻したり、紆余曲折を経て食品会社に就職し27年間勤務しました。そこで、接客時の言葉遣いや市場調査のための人間心理、また販売促進のためのPOP作成🖍️などを学んだことが現在の仕事に大いに役立っています。幼いころの体験から、いつかは福祉の仕事をしたいと考えていましたが、その後15年間はタクシー会社でハイヤー業務を担当し、数々の有名人を乗せるという貴重な体験も積みました。」

「そしていよいよ福祉業界に足を踏み入れることになりますが、モーツァルトとの出会いについて教えてください。」

S介護司:「ハローワークで多くの介護施設の案内を見た中で、モーツァルトのパンフレットに載っている若い介護職員の笑顔を見たときに、『この笑顔は本物だ、どうしてもこの施設で働きたい❗』と思いました」

「実際に入職して働いてみていかがでしたか?」

S介護司:「想像通りでした。モーツァルトはチームワークが素晴らしいです😁。一人で仕事をしていると感じたことは一度もなく、いつも誰かに助けられてチームで仕事をしていると思っています💪。

また今は亡き砂川会長にお目にかかって、『よろしく頼みます』と言われたことは、今思い出しても涙が出るほど感激しました✨。

「現在特養では、どのようなお仕事をされていますか?」

S介護司:「毎日できるだけ多くゲストと話し、ルーティーンではなく周りの介護司の手が足りないところを補ったり、上司も年長者としての私を尊重して、比較的自由にやりたいことをさせてくれています。

得意の絵を描くことを始めたら🎨、その絵が大きな紙芝居🖼️になり、最初は見ているだけだったゲストが紙芝居を読んでくれるようになりました。さらにその絵を切ってパズルにして絵合わせを楽しんだり、その紙片を使ってゲームをしたりとどんどん発展していく毎日が楽しくてたまりません。一日として同じ日はないと思いますし、何よりゲストの気持ちを大切にしたいと思っています😄。できればこのまま10年でも15年でもこのモーツァルトで働きたいと思います。☺️」

手作り紙芝居
パズルになった紙芝居
紙芝居の裏側

 S さん、いろんなエピソードが次から次へと出てくる楽しいお話をありがとうございました🫡。手作りの紙芝居も拝見し、ゲストへの細やかな心遣いにも触れることができました💫。

 昨年は心肺停止になり、もはやこれまでかという危機に陥ったものの、「朝ごはんは何時ですか?」と声を上げ無事生還なさったとか。正に『奇跡の復活』を遂げられたS介護司のますますのご活躍をお祈りいたします。 

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